MontBlanc

こういうことを考える。

自分の好きな人が暴漢に襲われていて、それを救うというストーリ。


ヒーローっぽい。
なんか、自分が格好よく感じる一瞬だね。

で、そんな妄想に浸っているときに、その好きな人がレイプされていたりしたら?
その人が助けを求めているときに、妄想の中で彼女を助けているとしたら。


これはもう死ぬしかない。
生きていることに価値はあるけれど、自分の生そのものが多分許せない。
許せないんだけれど、おなかがすくのでご飯を食べる。
コンビニに行く。新製品のラーメンに心を奪われる。
試してみる。
うまいと思う。


そういうときでも、彼女は傷つき続けている。
なんかすべてがいやになっているだろう。
生きることさえも。
でも、おなかがすくので、ご飯を食べる。


そういう風に切り替える。


知っていますか?
モンブランは、白い山って意味なんですよ。だから、粉砂糖がかかっていないのはモンブランじゃないんです。


謝ることもできないのに、自責だけが心に残る。